2011年2月21日月曜日

情緒・・・猫跨ぎ

  ゲド戦記の虚空(empty sky)に惹かれるね。
西行は、虹は虚空を色どる、日輪は大空を明るくする、しかし虹や日輪が消えるとまた虚空がそこにある。虚空より出て虚空に戻る、跡形もない、という。この虚の中に満ちてくる命の実のようなもの、清澄なせせらぎのようなもの。それが詩であり抒情であると。なにか通じるものがあると感じる。洋の東西に情緒の違いは余りない。

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