2011年2月3日木曜日

明日は立春・・・猫跨ぎ

  2月1日朝、居間の石油ストーブの室温が氷点下(LO)を示していた。今までのレコード。それでもここ数日は昼は10℃を越え、3月の陽気とか。梅もほころびはじめた。明日は立春。
  大相撲の八百長か。前からあったんでないか。子供の頃から相撲好きでよく見ていたけれど、あのころから7勝7敗の力士の千秋楽の勝率が不思議と高かった。暗黙で皆、判っていた風情があるな。立ち会いは阿吽の呼吸。だから阿吽の呼吸は得意なんだ。
警察は当たりをつけて前から調べていたんじゃないか。野球賭博が突破口でこれが本命だろう。もし相撲賭博が明るみに出たらまさに存亡の危機だね。

北海道は未だ冬だね。仁句を見てみよう。
・ 餅花や客間の猫の大あくび
飾り付けたその時は猫は興味津々だが、すぐ慣れて知らん顔をする。
・ 風邪引きや漢方薬の大袋
漢方フアンが結構いるんだよね。
・ 路地裏で冗談一つ春一番
春一番とは立春から春分までの風が吹き荒れる最初の日とか。春到来の気分にさせてくれるが、北海道ではどんな感じだったかな。   
・ 地の声の押し込まれてや雪捨場
雪の吸音効果なのだろうか。声がくぐもる感じが出ているね。
・ ロボットの関節動作春近し
これは寒さで動作がぎこちなくなった人か、自分かをいっているんだろうね。それでも春は確実に近づいている。
・ 手の内のハートのエース日脚伸ぶ
ハートのエースが出てこない♪ ピンクレディの歌があったが。なんだろうね。トランプ遊びではないだろう。
・ ワイパーに敬礼されて大氷柱
ワイパーが挙手敬礼に見えた。子供の頃の民家はウチの熱がどんどん逃げて、軒下に氷柱がよく出来た。舐めると煙の味がした。 
・ 心得に捨鞭ありて寒明ける
捨て鞭とは、馬の尻にひと鞭くれてやること。さてもうすぐだと自分を励ます様か。
・ 昨日から一里一尺寒鴉
北へ一里行くと雪が一尺深くなるという雪国の景色。寒鴉もこちらとは勝手が違うだろうな。
・ 丸めたり引き伸ばしたり寒の空
心象風景と重ねると面白い。

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