そうです。プレートテクニクス理論がでてきたのは昭和40年代の初めのほうだったとおもう。
伊豆半島も太平洋プレートに乗って日本列島にぶつかったとか、フォッサマグナの話とか日本列島がなぜ折れ曲がったのかとか、インド大陸がヒマラヤをつくったとか、アフリカ大地溝帯とか、ジブラルタル海峡から海水がなだれ込んで地中海ができたとか、あのころは非常に新鮮で面白かった。ちょうどアポロが月に着陸した頃だったと思う。古地磁気が化石になって残っていることがわかってゴンドワナ大陸からの大陸移動説が完全に立証されたのはもっと以前だったか。人工衛星からの地球表面常時観測ができるようになって、中南米やシベリヤに残る超巨大クレーターのあとがみつかり、巨大隕石の衝突で恐竜が絶滅したことがほぼ立証された。北大理学部の地質学科もいまや地球惑星学科と看板をかけかえたのも隔世の感がある。
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