中国高速鉄道の事故の件で国兼さんの投稿を見て思い出したことがある。毛沢東の発言だ。冷戦真っ只中の頃、モスクワに東側の首脳が集まった。核戦争の議題になり、東欧の首脳が口々に不安を述べたところ、毛沢東が一喝した。「君達は何を恐れているのか。我が国は一億人の犠牲を出そうともまだ六億人いる」と言ったという。中国の人口が七億だった頃の話。
胡錦涛政権が終幕を迎えようとしている。後継は習近平副主席が有力とされるが、胡錦涛に近いグループの推す人物が対抗馬にいるらしい。実は今回の事故の後始末、責任を巡って両派が複雑な綱引きをしているとか。人治ここに極まれりというしかない。
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