2011年7月11日月曜日

現状認識は ・・・ 猫跨ぎ

  燃料棒が融けて下に落ちて、顆粒状やウンコ状になっているらしい。大半は圧力容器内で一部格納容器底じゃないの。これはもう誰にも判らないのじゃないかな。いずれカメラを挿入して見るのだろうが、何時になるのかね。2800℃といっても、溶融状態での話で水に触れると状態はすぐ変わるからね。ただこれに触れた冷却水がじゃじゃ漏れで外に出て高濃度汚染水をどんどん生産していたわけだが、こんどの汚染除去装置の稼働で冷却後、除去した水をまた冷却に使うという閉回路が一応出来たので、それが止まったということだ。しかしマスコミの報道も腹立たしい。きのう設備の配管から一部洩れたということを、ほら又だという言い方だ。炎熱下で必死でやっている現場の人間のことを思ったらどうか。
  いま心配なのはまき散らされた放射能の行方だね。南相馬の肉牛からセシウムかかなり検出された。放牧ではない。畜舎で飼い,飼料も飲み水も管理されていたというのに。どんなルートで内部被爆したのか。これは嫌なニュースだね。
  今、新たに原発から放出されているかというと、窒素を入れているから所謂ベントと称してわずかにパージしている。だから微量ながら放出しているね。まわりにモニタリングポストがあって監視しているが、大きな変化はないらしい。
  いま国が必死でやらねばならないのは、国中の除染だと思うね。なお、セシウムはKに似ているから筋肉に、ストロンチウムはCaに似ているから骨に溜まるということになる。因みにプルトニウムは生体には馴染みのない元素だからすぐ排出されるという説がある。

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