2011年7月12日火曜日

だまされていないかね・・・・逸徳

原子力の発電原価が安いという言い方はどうもまゆつばではないか。 何万本にもなる使用済み燃料の再処理(めどがないが)やその対策、これからおこる廃炉の処理(何も生産しない。いっぽう的に金をくう。)などなどを加算すれば一番安いというのは疑わしい。しかも、かかった原価を全部足して、そこに適正な利益をのせて、それに見合うように電気料を決めていいのだから、電気事業法によれば絶対赤字にはならない。損をしない会社であるのだ。原価の電気代への配分についても家庭用と、工業用はどうでも荷重のかけかたを変えることができる。大企業に甘くなる つまりは市場原理なんかどこにもない、独占的非民主的エネルギーだ。エネルギーにおける一種の独裁中央集権型権力ではないか。それに対して、小規模分散型の自然エネルギーは、簡単に資本の支配ができなくなる。これを民主的エネルギーといったひとがいたなあ。だから今回のさわぎで発電と送電が切り離されて、発電にどんな会社も参入できるようになると、これは今までの経済構造をこわすことにつながる。菅さん、せめてこれだけはやっておいてやめろ。
 節電というけれど、東電が揚水発電所をかくし電力として最初は公表しなかったことなどや、九電のやらせメールなどをみていると、ほんとに信用できなくなる。だいたいさあ、一生懸命うちの商品買わないでください、という商人なんてどっか変だろう。やっぱり「ほらみろだから原発だ」という世論誘導がねらいかなあ。「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する」という言葉を思い出す。とにかくばかばかしくなったのでおいらは節電はやめた。八時なのにクーラーかけたぞ。ザマーミロ。節電は陰謀である・・・・ような気がする。

びっくりしたことに、おいらの周辺のひとたちが何人もガイガーカウンターを買っている。なんちゅうことだ。

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