17日間のロンドンオリンピックも幕を閉じた。予想を超える日本選手の活躍に深夜遅くまで付き合ってしまい、体内時計が狂いぱなしである。少しずつ調整し次に備えよう。
次というのは、この29日からパラリンピックがロンドンで開かれる。柔道女子52Kgクラスに難視の半谷(はんがや)静香さんが登場する。この女性は福島県のいわき市に住んでいた方で、昨年3月11日の例の大津波で家を失った。パラリンピックに出場したいという夢が挫折しそうになったが、茅ヶ崎に道場を持っている小川直也(バルセロナオリンピックの無差別級で銀メダル)氏の元で継続したという。無事国内選考に勝ち、7月26日に彼女の壮行会が茅ヶ崎市役所で行われた。
私もボランティアの仲間から誘いを受け、彼女の壮行会に駆けつけ、激励した次第。県や茅ヶ崎市の柔道協会、難視の仲間、国会議員、市会議員等100人を超える人が参加していた。 思えば、今回のロンドンオリンピックに出場した日本選手も、おらが村、おらが町の出身地で故郷の期待を一身に集めてこのような壮行会を持ったことだろう。
小川直也氏の話で納得したが、目の見えない人の柔道は最初にきちんと襟と袖を持つという。目明きの柔道選手どもは、メス猫が引っ掻くような組み手争いとかいう、見ていてうんざりするような試合も多いが、ここにはそのようなことが無いらしい。
皆さん方も、29日か30日の彼女の試合に声援を送って欲しいものです。
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