2012年8月18日土曜日

秋の旅行第弐案・・・・褌子

   逸徳さん。堂々たるななじゅうですか。おもえば山こえ野こえ艱難辛苦、人生はじめての初古稀の高みにすっくと立った。オリンピックのメダリストなんぞこの偉業の前には赤ん坊みたいなもんだ。悔しかったらまねしてみろ!ってんだ。明晩は親戚町会あつめて菊川地区会館で日の丸君が代で祝賀会ですね。ぼくも12月には何とか追いつきます。
  秋の旅行は田沢湖芸術村で地ビールいいねえ。田沢湖は深いぞ。湖底に沈んだら千年も万年もあがってきません。孤独な愁いに沈潜した寡黙な逸徳さんのような湖です。田沢湖の秋はすばらしい。秋田駒ヶ岳が湖面にくっきり。秘湯乳頭温泉の露天風呂がたまらん。五百円で一同輪になって背中を流し合いましょうね。湯治場で地元のおばちゃんたち持参のお米をわけてもらいキュウリに味噌つけて乾杯。そして・・・ああ夢がふくらむなあ。
   ところで国兼さん。小林さん。陸前高田、遠野から田沢湖はちょいと離れすぎだと思いませんか。いっきょに盛岡に集合し、小林さんの御運転、越野さんの俳句ひねりながらの道案内で秀峰岩手山を右にみながら麓の木賃宿に一泊、安宿だが酒だけは秋田の特級酒。お燗はつけたい。人肌ぐらいに。あとは塩辛とハタハタじゅっと焼いて地鶏のやきとりで十分。おかみさんは別に南部美人でなくてもかまわない。翌朝は早起きで一時間の散歩。生卵にのりと納豆で腹ごしらえ。そのあと雫石の紅葉みながらトンネルと悪路をこえて陸中から羽後へ。田沢湖芸術村で「遠野物語」見学。小林運転手をのぞいて「田沢湖ビール」を痛飲試飲。角館の割烹旅館で二泊目。むろん逸徳さん好み秋田小町一目惚れの女将さんがいらっしゃる旅館だ。逸徳さん、東北復興祈願の下見しっかり頼みます。

0 件のコメント:

コメントを投稿