オリンピックを堪能しているもう一人の方がいるとは・・・。
私は先日のナデシコの試合を、また夜が明け始める朝の3時まで応援し、お昼近く起き、ヒマダナーと思いつつ、午後のNHKの録画放送でナデシコの勝利を再確認した次第。体内時計が少しずつ狂い始めている感じも無きにしも非ず。
マアー4年に一回の世界的お祭りだと。私のようなサラリーマンの世界で粗忽なく生きてきた人間と違って、世界のアスリートたちがこの一瞬にかけている姿は美しくもあり、また涙ぐましい。柔道で敗れて泣いている日本柔道家がいたが、その心中を推し量ると同情の念を禁じ得ない。
柔道といえば、男子柔道で決着がつかず判定になったが、主審と副審の3人全員が迷うことなくサッと青旗を挙げた。傍で見ていた監視役が物言いをつけモニター観測して再判定すると、全員迷うことなく白旗をサッと挙げた。試合結果よりも遥かに面白い内容を目撃してしまった。誰か一人ぐらい最初の信念通り青旗を挙げてほしかった・・・。
柔道も熊さんの言うとおり加納治五郎の「道」から外れて久しい。ただ、講道館柔道を世界に広め、今や全世界に愛好家が生まれ、オリンピックの種目にまで採用されるようなスポーツとなったのも、講道館柔道家の努力である。少し前は、組み手をせずに足をいきなり狙うというおかしな柔道がまかり通っていたが、これは禁止された。少しずつ良き方向に修正されていくのだろう。
ただ、講道館柔道もかって金メダル2個とった選手が教え子に暴行とか、極めて「道」に外れた者もでて、帯を締め直す必要がある。
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