2012年11月27日火曜日

イタリア映画・・・猫跨ぎ

「鉄道員」の主演、監督はピエトロ・ジェルミ。よく流れるテーマ音楽の音源はラストシーンのサウンドトラックからのもの。朝の登校時に同級生が男の子を呼びかける声が入っている。
「自転車泥棒」は名匠ビットリオ・デシーカ監督か。筋書きは何ともみじめな親子の話。「鉄道員」もそうだが、敗戦後のイタリアの庶民の貧しい生活、哀歓がしみじみと描かれる。日本人の琴線に触れるね。それにしても娯楽主体になった今とは大違いの、くそまじめな映画がくそまじめに作られていたんだなあ。
「道」か。アンソニー・クインと女優はジュリエッタ・マシーナ。印象深かった。
いずれも背景には戦後の匂いがただよう―日本で言えば昭和の映画だった。

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