いや「太陽はひとりぼっち」ではないなあ。ネットで粗筋を見たが違う。思い出せない。しかし褌子氏の映画通にはかなわないね。いまもせっせと話題作には足を運んでいるようだし。
このまえ高倉健の「あなたへ」を見た。随分入っていた。中高年の男性が一人で見に来ているのが多いのにびっくり。なに、自分がそうだが。ちょっとこの映画、筋を追えないところが数箇所ある。あとで原作を読んだが。それに健さんにすっかり凭りかかった映画作りで余り感心しなかった。時代背景がよく沁みてこないんだな。それが奥行を無くしている。亡妻の遺書を読んで何かを納得して、さあこれから生きて行くぞと歩くところでラスト。こころに沁みるものがあまりない。ストイックな老齢の主人公―張り切って行く先があるのかねと心配になる。
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