既に、猫跨さんの句や、褌子さん、逸徳さんの記事に書かれているので多言はしないが、この目でじかに見たあの3.11の津波の巨大さを痛切に思い知らされた。
この三陸海岸線には不気味な瓦礫除去の起重機の音が響き、工事現場の人以外の生活の音は何も聞こえてこない。周囲にはかって民家やお店が建ち並び、人でにぎわっていたであろうという証拠を残すコンクリートの土台の跡のみが見られ、更地になったその後には至る所雑草のみが生い茂っている。
百聞は一見にしかずという古来の人の言葉をかみしめている。 合掌
下の写真はかっては風光明媚な海岸線の陸前高田の松原で一本だけ残ったという「奇跡の一本松」の跡で(小林さん提供の写真。我々の訪れる数週間前に枯れて伐採されたが、いずれ人為的施工を施して新たに立つらしい)。
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