2012年7月28日土曜日

ナデシコジャパン・・・国兼

 原発はさておき、先日もナデシコのカナダとの試合を真夜中に見続け、翌日のボランティヤの草取りの仕事を忘れそうだった。これから当分深夜労働が続きそうだ。
 翌日の「天声人語」によると、4年前の北京オリンピックで女子ソフトボールでの上野投手の好投にスポーツ新聞は一面にデカデカト書きたて、その小さな片隅にナデシコジャパンの云々という記事があったらしい。4年後の今日、ナデシコがカナダに勝ちスポーツ面はナデシコを一面にデカデカと書きたてられている。そして、その記事の片隅に女子ソフトボールの世界選手権で日本女子ソフトボールが二十数年ぶりに優勝したという記事が載ったらしい。そんな世界大会も知らず、そこに日本女子チームが出ていたことも、優勝したことも知らなかった。宇津木監督がソフトボールも忘れないでと、言っていたらしいが・・・。4年前にあれだけ書きたてていた新聞、ジャーナリズムが何も書かない。オリンピック種目以外は歯牙にもかけない、ということなのだろう。栄枯盛衰というか、、NHKの平清盛を観ているようだ。

 この極端な物忘れというか、極端な変節というか、極端な身びいきというか、これも我々日本人の際立った特性なのかもしれない。
それはさておき、やはり世界の祭典は楽しみたいと思う。かって、戦争を中断してこの祭典に参加したという古代ギリシャの知恵に少しでも現代の我々は近づきたいものである。

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