2012年7月14日土曜日

函館通信183・・・元気の元・・・仁兵衛

 皆さんお元気そうで何よりです。論戦を張り自己主張を縦横無尽に書き表わす事が元気の元なのでしょう。体調が優れないとなかなかその中へ加われないのがもどかしく感じています。せいぜい俳句を毎月切らすことなく皆様の前へそっと出す事だけでも続けることにします。宜しく。

  ゼムクリップ挟み損ねて土用波
  蟻の道所どころに旅籠かな
  刃を当てし西瓜パリッと風を切る
  じゃが芋の花うねうねと海へ降る
  毛が足に足が毛になり大毛虫
  遠雷やパズル空欄イロハニホ
  縄文の斧の柄朽ちて夏の雲
  夏の霧カチンと鍬に当りけり
  鯉泳ぐ型絵の中の夏野かな
  挙げた手の星と繋がる踊かな
  

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