金曜日夕方は霞ヶ関から官邸・国会議事堂まで原発再稼働ノーの人並みでぎっしりだった。
明日、さよなら原発10万人集会にも代々木公園へ出かける。暑いとぐったりしていやだなあ。しかしあとのビールは格別か。
牡鹿半島でワカメ収穫を朝6時から二時間半やってふらふらになってから食った朝飯の卵のぶっかけご飯の旨さはたとえようもないくらいだった。
仁ちゃん句の鑑賞。
●ゼムクリップ挟み損ねて土用波
土用波とゼムクリップとは面白い取り合わせだ
●蟻の道所どころに旅籠かな
イソップ寓話どおり蟻はじつにせっせと働いているね。ご本人からすれば目がくらむばかりのとんでもない木の高いところにもせっせと登っている。が、蟻の二割くらいはじつは働いているふりをしているんだそうだから面白い。そういうぐうたら蟻は所々の旅籠にしけこんで女郎相手に飲んだり喰ったり博打をやっている。ヒトもいろいろ。アリもなんでもアリ。国兼さん大好きの島倉千代子「人生いろいろ」はいいなあ。やっぱり酒は日本酒うたは演歌。酢は鎌倉だ。
●刃を当てし西瓜パリッと風を切る
男らしい。潔いね。いい音だ。切れる包丁でスイカの応力をバリッと解放してやる快感。一陣の風とともに甘いにおいが立ち上る。準特選
●じゃが芋の花うねうねと海へ降る
白い花が函館でもいま盛りか。特選としたいが「海へ降る」が語呂がわるいのが難点。
●遠雷やパズル空欄イロハニホ
いや平和だね
●縄文の斧の柄朽ちて夏の雲
いい句です。特選。尖石の縄文のヴィーナス思い出す。神長官守谷家史料館の怪しい縄文の雰囲気も
●夏の霧カチンと鍬に当りけり
カチンと鍬にあたったのは何だろう。
まさか霧がとは思えないが。
●鯉泳ぐ型絵の中の夏野かな
のんびりとした夏休みだね
●挙げた手の星と繋がる踊かな
盆踊りか。平和っていいね。ぼくは断然護憲派なんだ。この星はむろん逸徳星だね。清く美しくまたたいているもの
●毛が足に足が毛になり大毛虫
一瞬毛ガニかと思った。大毛虫じゃあ喰えねえな
鶏は喜ぶんだね。ああいうグロテスクな大毛虫。むかしゴマの葉の巨大な青虫を鶏に投げてやったら旨そうに喰っていた。だから卵はおいしいんだ。
♬ にわとりクソして尻拭かぬ~♪それでも卵はおいしいな~♪ (童謡鳩ぽっぽ「豆がほしいかソラやるぞ~みんなで仲良く食べにこい」の要領でご夫婦でお歌いください。人生が明るくなります)
つぎの歌は国兼家でご夫婦で歌ってくださいね。
作曲古関裕而歌唱岡本敦郎の「♬ 高原列車は行く ♫」の「汽車のまどからハンケチふれば牧場の乙女が花束投げる」の要領で近所にも聞こえる大声でお願いします
♪♪汽車の窓からフンドシ振れば~♪牧場の乙女が腰巻き投げる~♬明るい青空 白樺林~♪♪山越え 谷越え はるばると
ララララ ララ ララララララ 高原列車は ラララララ 行くよ~~~ (また熊さんに、怒られそう(T_T)
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