2012年7月11日水曜日

RE:わたしも雑感・・・褌子

    世の中に酒と女とたばこをやめて百まで生きたバカがいる
  おれはこんな馬鹿にはならねえぞ。九十九まで生きてみせるという逸徳さんの確固たる決意をみた。強靱な生命力に脱帽。励まされるねえ。こういう繁殖期を過ぎて万事旺盛なご主人をもった奥様の幸せそうな笑顔を思うといやこちらまで幸せになる。幸福のおすそわけありがとう。
  国兼さんは慈愛深い奥様の御加護で意外や意外いちばん長命を満喫されるのではなかろうか。こんかいの国兼発言はまことに滋養に充ち満ちていて味あい深い。わたしも膝をうって拝読した。上善水乃如しとは国兼さんのような見事なこういう生き方をいうのだ。あの「上善水乃如し」あの越後の酒は旨いねえ。浦霞も旨いけど。八海山もむろん旨い。雪中梅も旨い。越乃寒梅は高いわりにそうでもない。久保田の万寿がいちばんだが高すぎる。佐渡は真野鶴よりも北雪の人気がでてきた。天領杯は評判倒れ。佐渡・越後勢にたいして千葉館山の壽萬亀もがんばっているぞ。佐原の五人娘も捨てがたい。がやっぱり、勝浦の腰古井がいちばん。大原の木戸泉もまあまあ。神崎の老舗酒造家東薫も祈る奮闘。夷隅の岩乃井の酒蔵はいいなあ。あの新酒の薫りがたまらん。富津の甲子正宗むかしはよく飲んだなあ。最近きかんが…
   ごめん酒の味などどうでもいい。「老いる覚悟」を厳粛に論じているのだ。満天の星凍りても生きており 森村誠一なのだ。
   朝五時に起きてここまでだらだら書いたら九州の熊さんの発言に気づいた。
   生命は宇宙の元素を再編成しつつ生きて死に永遠の輪廻のなかの一節にすぎないという熊さんの高遠高邁な生命感にいま感動している。ひらたくいうと彼岸も此岸も地続きということ、万物は流転そういうことなんだね。今朝日を浴びてはるか千葉の西方、延岡に向かって合掌瞑目している。そう。その通りなのだ。朝の散歩で立ち寄る法然山釋蔵院宝積寺の女性住職文聖さんに宇宙はヒッグス粒子に充填されているのだとびっくりさせてやろう。
   夏の寺ヒッグス粒子と伸びをする
   いま私の心境は大げさにゆふと諸兄のありがたい生命観に今朝ふれたばかりだが効果抜群
   遠雷や昨日を拒む今朝があり   てなところか。
   梅雨が明けたら上野「通い路」が楽しみだ。冷や奴少しに塩辛少々。酒は静岡の磯自慢ちびちびと。いいものをほんの少し。酒は飲むものではない。私のように、たしなむものなのだ。諸君安酒のガブ飲みだけはもう慎んでほしい。小蔵ひでをさん予約早めにお願いします。
  


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