2011年10月7日金曜日

ネオテニー的奇形・・・猫跨ぎ

  人間はネオテニーという一種の奇形であるという仮説は人間の特質をうまく説明できるといたく感心している。こんな精神活動は生物にとって必要の無い事柄だからね。原子力なんて余計なことを考えつくなんて百害あって一利なしだ。そして人間が何時も感じている本来的な居心地の悪さもそこに起因しているのだろう。
  こんなことを考えていると、いつも思い出すのは子供の頃読んだ手塚治虫の漫画。人間の原罪を智恵だと思いついた或る男が、世界中の有名学者、知識人を襲って痴呆にするガス銃を撃ち込むというくだり。いやあ思うに彼はすごい漫画家だったなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿