フリチンでまちなかを歩くのは僕の場合はやっぱり恥ずかしいです。男なら全員おなじものをぶらさげていると自らをはげましても僕のばあいどうしてもできません。いくつになっても、何卒それだけはお許し下さい。
しかし俳句をつくらなくなったのは駄作の発表が恥ずかしいからではありません。
いろいろ雑用もあって…。
しかし兼好法師がいうことは本当だ。なんでも恥ずかしからず人様のまえでどんどん発表すればいいのだ。そうするといつのまにやらそれなりに上達するのだね。―――とおもって上海のホテルでフロント嬢数人のまえで自分では英語だとおもって胸はって話したんだがぜんぜん通じなかった。フリチンで舞台にたったみたいに恥ずかしかった。
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