2011年10月7日金曜日

そうそう、それから・・・・逸徳

お師匠の「子供っぽさ、それはヒトのヒトたる根源に繋がる。」は名言である。 ホントにこどもはすごいと思う。人はヒトとして生まれてきて、悪人または善人になるんだなあと思う。その分かれ目はどこかなあ。お師匠の言葉をみて、本棚から引っ張り出して読み直した本がある。岩波新書「幼児期・・・子どもは世界をどうつかむか」・・・ 岡本夏木。 名著である。著者は数年前に死んだ発達心理学者だが、心理学の領域をはるかにこえて人間の本質理解の基礎をあたえる、戦後民主主義の良質なものを土台にすえた名著である。 おいらは、この本を読んで子どもに対する見方が相当影響された。何しろ最後は魯迅で終わっている。幼稚園の先生を集めてこの本の読書会をやったがよかった。大学生の必読書にしてもいい。とにかく気が向いたら読んでみてくれ。




0 件のコメント:

コメントを投稿