皆さんお世話になりました。そして準備してもらった国兼さん、小林さんに改めてお礼を申し上げます。しかし二泊三日の旅程で色んなところへ行ったものだなあ。
帰ってきて雑事が溜まっていたのでずっと机にむかいっぱなし。まだ途中。
それでも断片的に思い出されてくる。
山寺の蟬塚、湯殿山の奇怪な御神体、注連寺の即身仏の赤い衣、藤沢周平記念館で買った周平の句集、土門拳記念館の池の鴨、本間家の本宅の佇まい、酒田の何とも言えない通りの淋しさ、海より南へ下っていった白鳥群の渡来、などなど。 これからぼちぼち俳句にしたい。
土門拳記念館では丁度、「筑豊のこどもたち」が展示されていたね。初版は昭和34年で、意図的にざら紙に印刷されて出版された。実物がケースに陳列されていて懐かしかった。実はこれ、ざらざらした紙質とともに記憶している。苫小牧駅前の君島書店でたまたま手に取り立ち読み。子供ながらもショックを受けた記憶がある。
蟬句だけれど、英訳を見ると矢張り限界を感じるね。
utterとかveryとか、最上の強調の形容詞を使わねばならないのは苦しい。
それに比べて原句の簡素さはどうだ。HAIKUは似て非なるものというしかないね。
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