最近の人間界でおこっていることにはあんまり驚かなくなっていたのだが、今回のNASAの発表にはほんとにびっくりした。 ヒ素の存在下で生存するバクテリアが発見され、しかもそのヒ素は体内にとりこまれて、DNAのリンと置換したということらしい。 つまりリンではなくヒ素を構成元素とするDNAがあり、それによる生命がこの地球上に存在していたということなのだろう。 いやおどろいた。ひさしぶりにほんとにおどろいた。・・・・ 生命の定義が広がったということだろうか。 リンとヒ素は同族だから化学的性質はにているから、こういうこともあり得るのだろう。・・・・宇宙は広い。ヒ素型生物はこの宇宙のどこかに存在していて進化しているのだろうか。・・・・・ むかし、だれかのSFで、炭素の代わりにケイ素が主役になる生命の出てくる作品を読んだ記憶がある。そんな生物がいたら岩石みたいな生物になるだろうし、体内の反応速度も相当遅くなるだろうから、100万年かかって1センチ動くというようなことがあるかもしれない・・・・と荒唐無稽なイメージがわいてくる。・・・・・・
おお、ホーレショよ。みるがいい。この宇宙には我々の哲学でははかりしれないことがあるのだ。
(シェークスピア ハムレット)
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