褌子氏もローマ字文の書き込みには一苦労しただろうね。
小学校の頃、ローマ字の授業があった。
ふたつ様式があった。調べると、
英語式ローマ字(タ行 ta chi tsu te to) 別名ヘボン式。
これに対して物理学者・田中館愛橘が 提唱したのが、
日本式ローマ字(タ行 ta ti tu te to)で、二派は激しく対立したという。
我々が習ったのは、日本式だった。いま、両方混在して使われているが、どちらかというとヘボン式かな。
北大時代、図書館で、岩波講座RIKIGAKUという古い教科書を見たことがある。全文ローマ字記載で、読みにくいこと甚だしい。著者は田丸卓郎東大教授。この人はローマ字会副会長でもあった。強い情熱をもってこの運動が進められてきたらしいことに驚くが、今は、影も形もない。
今は、漢字混じりの仮名文が完全に根付いて、これに疑問を抱く人は殆どいなくなった。多分にパソコン、ワープロの普及によるのではないか。つまり漢字変換がまことにスムースに出来る。むかし、梅棹忠雄氏がカード式整理法を提唱していたころ、カナ文字のタイプライターが便利で情報を整理しやすいと言っていた。ワープロが出現するちょっと前。いやあ、隔世の感があるなあ。
ところで、せっかく拙句を引用して頂いたが、やや間違いがある。
Hitujidano tohoki denshano otohibiki
↓
Hitujidaya tohoki denshano otokawaki
なので、よろしく。目がちかちかするね。
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