昨日東京の兄に電話したら国兼さんと同じ様に「このくそ暑さは何だ!」と嘆いていた。函館は学校も新学期が始まり、三日程雨が続いたが今日はすっきりとした秋に近づきつつある。
いわきの友人達は私が函館に引っ越して行ったのを羨ましがっている。こんな事を予測して引っ越した訳では全くないので皮肉なものだ。いわきに限定して暑中見舞いを出したら返事の八割の人が放射能の見えない恐怖感に苛まれていると書いてきた。
さて、単なる語呂合わせに過ぎないが今日は俳句(8-1-9)の日だそうだ。そう思って近作十句出しました。
作者は忘れたが最近もっとも気になった句も一緒に揚げておきたい。
「八月や六日九日十五日」 如何であろうか。俳句になっていないんじゃないかとのご意見も有るかも知れない。
終戦日叔父のサーベル持て余す
薬莢の六角形や終戦日
晩鐘の海に潜りて星月夜
放射能夏の俳句を押しやりて
西瓜切るパリッと風の抜けにけり
汗かいて三枚羽根の回りをり
製氷機カサと音して秋に入る
楷書撥ね草書崩れて秋の声
眉唾の怪しい話蚯蚓鳴く
紙手裏剣残し帰省子飛び去りぬ
海の色気怠さ抜けて夏解かな
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