よかったね。ところで、発音が良いとの一言は手紙の裏に書いてあったのかな。
逸徳氏の項に戻るが、「日本では水と安全は只」とよく言われる。とにかく徹底的に除染せよ、国費でというのがそうだ。1msv以下まできれいにしてくれ、公費で、という主張はこの日本の常識に立脚しているのだろう。
それに対し安全には対価を要すというのが一方の常識だ。端的に言って保険の思想がそういうことだろう。微量汚染については、とにかく切りがない。或るところで割り切って、とにかく気になる向きは自費で綺麗にするしかないのではないか。
世田谷だったか、自宅の縁の下にラジウム試薬が埋まっていて大騒ぎになったことがあった。高線量を浴び続けたその家の婦人は90才でぴんぴんしているという。それも参考にする必要があるだろう。それから逸徳氏のいうように、交通事故死に遭遇する確率とか、喫煙者の死亡確率とか。
玄海原発の再開を巡って紛糾しているが、一衣帯水のむこう中国で数年の内に百基の原発の建設計画が進行中だ。最終的には4百基まで予定しているという。多くは沿岸地帯だろう。事故あらばどうなるか。福島事故でも汚染物質の80%は海へ落ちている。海流、偏西風、黄砂、まあ結果は言うまでもない。日本国内で精緻な議論をしているさなか、桁違いの話が外で展開中だ。だから日本から原発を一掃しても話は全く解決しない。
この中国が世論のない国だ。技術思想がすこぶる怪しい。安全の思想があるのかないのか。
その上、前のめりの中華思想。どう対処したらいいのかな。
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