猫句を鑑賞する
白鳥の胸照らされて渡り来し
白鳥の飛来場面みたことはないが、ありありと目に浮かぶ
稲架暗く日本海はまだ暮れず
これはまさしく日本海の景。はじめて千葉にきたとき、なんでこんなに天気が毎日いいんだろうと思ったものだ。だから千葉生まれの男は、のー天気。陰影に富んだ愁い深い私の性格は佐渡生まれであってこそ。
即身仏の赤き衣や秋幽し
注蓮寺
薄紅葉さしのべ月山文学碑
出羽月山
新松子青し高山樗牛像
藤沢周平記念館に行くときの鶴岡市役所そば
銀漢のうしろの闇をニュートリノ
特選 光速より高速のニュートリノはどこに飛んでいったか?
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78万年前に地球の磁石が南北逆転した。
この地磁気逆転期の地層が市原市養老川の崖に露出している。地磁気逆転の露出層が現在みつかっているのは、イタリアと市原だけ。
地球のN極S極がなぜ逆転するのか不思議だったが、このほど原因がわかった。
今朝の新聞報道によると、極半径6357キロの地球は地殻の下のマントル(約2900キロまで)のさらに下の約5150キロまでが外核といわれる層だが、均一構造ではなく地下四千キロ付近で構造が変わることが東工大チームなどの実験で明らかになった。
外核では高温高圧の酸化鉄が対流しており、方位磁石のN極が常に北を向くのはそのためである。東工大広瀬教授らは酸化鉄を地球内部同様の高温高圧状態にして温度と圧力を変えながら結晶構造の変化を調べたところ、240万気圧・370度で酸化鉄の規則正しい原子構造が崩れることを発見した。この気圧は深さ4000キロの外核の真ん中あたりの気圧に相当する。この結果をふまえると、この深さで二層に分かれた外核の地表側と地球中心側とで酸化鉄が別々に対流し、両者のバランスが崩れたときに、地磁気反転が起きると説明できるという。
両者のバランスが崩れるのがどうして70万年毎なんだろう?
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