2011年11月17日木曜日

函館通信162・・・八幡太郎・・・仁兵衛

 折角書き終って送信しようと思ったら急に画面が消えてしまった。同時にPC上で聞いていたNHK・FMの音楽放送も切れてしまった。何かなと思ったら地震速報が流れたせいらしい。(5時38分)
 句評有難う御座います。若干の補足して置きます。
 ・ 色変へぬ松に八幡太郎かな・・・お恥ずかしい話だが「色変へぬ松」という秋の季語を知らなかった。他人が使っている句を読んで一度使ってみたくなった。松と言えば私にとっては勿来の関の松が頭にこびりついている。
 源 義家はここで 「吹く風をなこその関と思へども 道もせに散る山桜かな」と詠った。確かに桜も種類多く古木もありなかなか美しい。しかし太平洋からの松籟も私にとっては捨てがたい訳だ。
 毎年ある関記念館の歌会に出したお粗末な歌を加えさせて下さい。
 ・ 湿拓を施す関の碑に 油蝉のこゑ染み返るなり
 ・ 武士の礎築きし義家の 今日の世を見て何を思ほゆ
 ・ 古の蹄音する関跡に 太平洋より渡る春風
 ・ 可憐なる猩々袴見つけたり 春まだ浅き関の古径に

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