2011年12月30日金曜日

煤逃げ ・・・猫跨ぎ

年下の女房にガミガミか。実感がこもるね。
そういう時の格好の季語が「煤逃げ」。暮れの家の掃除から逃れるために外出してしまうこと。仕事のため、あるいはそれを口実に煤逃をする。男の滑稽と悲哀を象徴する季語として詠まれる、とある。例句をあげよう。

・煤逃げの蕎麦屋には酒ありにけり
・煤逃げもあらむ図書館混み合へる
などは可愛いが
・煤逃げの男に女ありにけり 
なんかはちょっと問題ありだが、まああと一日、さんざ悪行の罪滅ぼしに煤逃げなどせず
せいぜい尽くしなさいな。

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