だからさ、言うところの日本の技術のDNAは何も原子力産業に対してだけではないということなんだ。私がちょこっと体験した石油化学だって本質的には同じだ。更に視点を拡げればどこの国でも形は違え似たり寄ったりではないか。最近の中国の事故事例を見るとその観が強くなる。むしろ緻密な工芸品をもってなる日本においておや、ではないか。人間の本質に関わる問題かもしれない。あまり日本特殊論になるとなあ。この本を読みながら、ずっとそのことを考えていたというわけ。
福島原発の事故原因はこれから徐々に明らかになるだろうが、私のは耳にした一部に過ぎない。第ゼロ近似みたいなものだ。全く地震の影響ゼロということはないだろうね。いずれにせよ原発は止めるべきだという結論は変わらない。
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