2011年12月17日土曜日

愚痴と愚知・・・・褌子

ぐ‐ち【愚痴】
��1)〔仏〕理非の区別のつかないおろかさ。「―邪見」
��2)言っても仕方のないことを言って嘆くこと。また、その言葉。「―をこぼす」「―を聞いてやる」
ぐ‐ち【愚知・愚智】
おろかなことと知恵のあること。愚者と知者。
 と『広辞苑』にありました。『大辞林』もにたりよったり。
 ところが大槻文彦博士『大言海』をひいたら「愚痴」しかでてない。意外ですね。
 この『大言海』は(富山房創立95周年記念版)昭和57年に17000円も大枚はたいて買ったんだがいままでひいたのは「愚痴」もふくめて10回くらいか。
 そこで新潮社の『日本語漢字辞典』をひくと… ちょっと面倒くさくなった。
 『日本語漢字辞典』はたぶん猫跨ぎさんのすいせん?で買ってしまったものだが、面白い辞典だ。愚痴がでてくる漱石「草枕」の一節とか愚知がでてくる藤村「破戒」の一節とかでてくるんだ。まだひいてないけど…

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