2011年12月1日木曜日

ゴヤ・・・・褌子

  死にゆくカマキリを定点で経時的に凝視している俳人の目を感じました。
  きのう上野の西洋美術館にゴヤ展をみにいった。銀杏がきれいだ。ずいぶん混んでいてやはりゴヤはマドリードのプラド美術館でのんびりみたいものだ。(スペインは行ったことないけど) 有名な「着衣のマヤ」はみたが「裸のマヤ」はなかった。
  ゴヤ(1746-1828)は(明治維新の40年前に亡くなっている)、ヨーロッパ最後の古典的画家であり、最初の近代的画家なんだそうだ。
  人混みのゴヤ展を抜け出して、レンブラント(1669没)、クールベ(1877没)、マネ(1883没)、ミレー(1896)、セザンヌ(1906)、ルノワール(1919)、モネ(1926)などの常設展示をゆっくり見て回ってその意味がなんとなくわかりました。
  外にでるとロダン(1917)の「カレーの市民」【写真】が青空にそびえていた。

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