2011年12月2日金曜日

さてそれはどうだろう・・・・逸徳

高木氏の本のポイントは、単なる技術をめぐるごたごただけではないように思うのだが。日本の技術における公共性と普遍性、日本の技術のもつDNAみたいなものについて論じているところが最大のポイントのように思うのだが。 技術のもつさまざまなぼろがいっぺんに出てきたのが原子力のように見える。しかし東電はひどい。権力に結び付いた技術の堕落みたいなところがある。関連して、岩波ブックレットで出た、「検証東電原発トラブルかくし」原子力資料情報室刊をご一読いただきたい。事故は必然的におこったという気分になる。それからどうも津波の前に原発は壊れていたという情報がぽろぽろ出始めている。津波のせいにできなくなってきているのだ。どうするんだろ。電力労組が民主党に原発推進で献金しているんだって。 あきれた。なんもいえんな。権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗するという言葉を思い出したよ。

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