注蓮寺のいい写真ですね。
注蓮寺の階をのぼった縁側にものすごくカメムシがいたのが目にはいった。あの虫の臭いは子供の時、家の中にもたくさんいたので苦手なんだ。それで何となくお寺のおばさんの話は遠慮して寺のまわりを遠巻きにぐるぐる散歩していた。ちっともみんなが出てこないので国兼さんが世をはかなんで即身仏を志願しているのではないか、せっかくの骨壺がむだになるなあなどと心配したくらいだ。
森敦の碑があったがあれが猫跨ぎ句の由来か。遠くに地滑りがあって大規模な工事をしていた。お寺の脇の小高いところに桜の古木があって歴代の住職の墓などが苔むしていた。京都あたりの隅々まで掃き清めた繊細優美なお寺よりも、月山のふもとの大ざっぱな雰囲気がいいなあと思った。高橋さんといったかタクシーの運転手さんとも世間話をずいぶんした。
いい旅行だったね。
↓の写真、新幹線のなかで線量計を駆使している真摯なまなざしがぞくぞくするほどかわゆい!
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