基礎科学と工学の境界と相互浸透は逸徳さん、猫跨ぎさんでゆっくり激論をかわしていただきたい。
今晩は非常にご機嫌である。女房の里の土佐文旦を札幌の兄貴に送ったら、毛ガニが夕方着いた。ひと箱三千円の文旦が一匹三千五百円はする毛ガニ五匹に化けた。
さっそく夢中になって今、三匹平らげたところ。足や爪は女房、子供にゆずって、蟹味噌は三匹とも独占した。うまいなあ。蟹は日本酒があうね。房州館山の純米酒「壽萬亀」をぐいとあおってから、やおら甲羅をバキッとわって、おもむろに蟹味噌をスプーンですくって、こころもち瞑目、とろりとした味噌を舌の上であじはふ…。あと二匹はあす、いっきょに喰う。
小蔵ひでをさん。三日の料理は蟹だけはいりません。げっぷがでるほど喰ったから。
きょうは午前中は町会の総会。町会長のなり手がなくてもめにもめた。私も十年前に二期やったけど市役所の仕事の下請けで忙しくて大変だった。私のあとの今のワンマン町会長は公明党のひとでずっと十年もやっているが、みんな陰で批判しながら誰も自分がやるとはいわない。結局、このひとが死ぬまでやりそう。
午後は地元の九条の会主催で小出裕章先生の講演DVDをきいた。小出先生は政府が原発にしがみつくのは日本が潜在的核戦力をもちたいから、いま国内に保管している45トンのプルトニウムですでに長崎型原発四千発つくれる。もんじゅにはすでに税金一兆円つぎこんだまま事故続きでとまっているが誰も責任をとってない…などの話をした。
この人も鉄腕アトム世代でこどものころ、原子力の平和利用こそ化石燃料枯渇の切り札だと思い込んでしまったが今、福島の事故を起こしてしまい、しんそこ反省しているなどの話をした。安藤先生達とずっと原発批判をして助手でおわったひとだが、偉いひとだ。
若干の討論時間があって、私が先日の暴力団が人集めしている原発労働者の実態の話をしたら、会場が一瞬シンとなった。 まるでドラマみたいなお話しですね、とある女性が発言したので、「ドラマではありません。これが原発労働者の現実です」といったらまたシンとなってしまった。
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