新聞斜め読みに追加。とうとう出たか。今度の高校の改訂教科書に聖徳太子は実在しないかも知れないという記述があるそうな。そう言えば最近見たテレビの歴史物で、小野妹子の遣隋使や十七条憲法を蘇我氏の実績として紹介するのがあり、聖徳太子は全く出てこず、へーと思った。しかし歴史学者のあいだでは常識らしい。聖徳太子の仏教理解の深さの象徴としてよく言われる著作「三経義疏」は 殆ど同じ内容の書が中国で発見されたと聞いたことがある。今や、あの時代に太子の様なスーパースターが必要だったという当時の国家観が検討課題だろう。ついでに、源頼朝、足利尊氏の誰もが知っている肖像画は、信憑性は全くないという記述もあるらしい。これもずいぶん前に聞いた。当然だが、とうとうの感が強い。
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