2013年3月13日水曜日

記憶の底から・・・・逸徳

桃之夭夭  灼灼其華  

之子于帰  宜其室家 

桃之夭夭  有蕡其実

之子于帰  宜其家室

桃之夭夭  其葉蓁蓁

之子于帰  宜其家人

仁ちゃんの俳句をみていて、とんでもなく古い記憶を思い出した。  五本さんの結婚披露宴、おいらは確か出席しているんだ。あのときはもうみんな札幌を離れていて、道内にはおいらだけだったのだろうか。 とにかく、彼女の花嫁すがたばかり見ていて 他に誰が出ていたか、記憶にない。もしかしたら、おいらだけだったもしれない。彼女の親戚の高校生がお祝いにバイオリンを弾いた。で、同期生として祝辞をやらされたのだが、このときに確かにこの漢詩を引用した記憶がある。ああ 深い時間の霧のかなたから 突然浮上した記憶だ。 仁ちゃんの句はこれを引いたのではないかな。 「もものようようたる しゃくしゃくたりそのはな このこゆきとつぐ そのしつかによろしかるらん・・・」  懐かしい。

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