2011年1月4日火曜日

アオサギと「国家と革命」・・・猫跨ぎ

  わが書斎からひょいと窓外をみると、向こうの家の屋根の上に見慣れぬ鳥がとまっている。白鷺に似るが二回りは大きく嘴が大きい。首を伸ばし辺りを睥睨している。30分はとまっており飛び立つ気配無し。一階に下りて図鑑を調べると間違いなくアオサギだ。自然界の動物は言うに言えぬ存在感があるなあ。その内に居なくなった。ぬくぬくと生活し孤独だへちまだと言うもおかしい。
  さて、根付(ねつけ、ねづけ)は、和装で巾着、煙草入なんかの端に着けて、帯に止めるときに用いる細工物。象牙や柘植なんかの堅い木に色んな形に彫り込む。江戸期にさかんで、最近は骨董的に珍重される。小生、特に蒐集癖はないが、この根付だけは集めたい。江戸町人文化の一つだね。ちょこまかしていかにも日本的。
いま若者がカバンや携帯にぞろぞろつけているのも根付の伝統だろう。
そうか、本題。そういうものだけ商う骨董屋があったとそういうこと。短日との組合せで何か見えてこないですか。
「国家と革命」で中川先生が感激していた?レーニンはスターリンに毒殺されたとか、もっと生きながらえていたら、ソ連は違う形になったとか、遠い話、どうでもいい話になったなあ。あわせて、「斎藤茂吉は評価しません」という先生の言も思い出した。傷ましい。かといって、無思想のほかの先生方は問題にもならんが。

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