2011年1月31日月曜日

もう一言・・・・逸徳

精神がのびのびと自由であることは、自分の頭で考えて、権威に盲従しないことだ。そういう意味で「王様ははだかだ!」と叫んだこどもは、ある意味あらゆる知識人の見事な目標ではないか。 で、わかんないものはわかんないという、これを心がけるようになったら実に気持ちがいい。 源氏物語がいいというが、あれ色情狂のマザコン男の話だし、何がいいんだかわからん。ハムレットもマザコン神経症の少年の話で、ロミオとジュリエットなんかもう、少年の性非行の話になっちゃう。で、ハムレットを読んでいない英文学者とか源氏物語を読んでいない国文学者などというのがいるそうだが、何となく魅力を感じるなあ。いっしょに飲んでみたい気もする。
 で、やっぱりあの受賞作の俳句はわかんない。賞というものに意味があるなら、われわれで「ほろほろ文学賞」でもだそうか。 最近、静岡県西部の高等学校がいくつか合同で、各学校の生徒会の図書委員会がいっしょになって、最近の候補作品をみんなで読んで「高校生が贈る文学賞」というイベントをはじめたそうだ。そしたら贈られた作家がえらく感動して、学校まで来て講演会をノーギャラでやってくれたとか。 (ただ、それが誰だか忘れた。おいらなんか知らない若い人むけの作家らしい) これ、なかなかいい話だと思う。

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