謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年10月に母が97歳の極楽大往生。慶賀の礼を控えております。何人かの方から年賀状をいただきましたがとりあえず年始の挨拶だけでご勘弁ください。(実は3年ほどまえから年賀状というものを自分勝手にやめましたので訃報があってもなくても結果は同じなのですが・・。済みません)
まったく切ない世界になりましたねぇ。北朝鮮、原発、民主党政権、・・。
キムジョン○○と後継ぎのジョン△△。だれがみても常識はずれ。北朝鮮関連の報道でいつも思うけど一国の主(あるじ)として自分のやっていることを、冷静に、客観的に、社会正義に照らして、じっと見つめることはないのだろうか、と。自国統治の道具としてインターネットだってあるだろうし、世界中の出来ごとの細かい情報だって知っているばず。膨大な軍事費を地道な生産活動開発に向けて牛歩の歩みでも少しづつ、少しづつ這い上がる努力を積み上げたらいいのにと思うのだが・・。ひょっとして国内の現実の諸事や国際的な位置付け、力関係を冷静に判断してこれしかうつ策はない、と考えての行動だったりして・・。ああ嘆かわしきや、為政者と国民大衆の意識のずれ。・・・待てよ、これはかのジパングという国の姿と同じではないか。あな恐ろしや!
民主党政権の迷走は底なし沼。どじょうだから沼が住み心地よしなのか。でもわたしは野田総理の政権運営を当面は支持したい。いまの世の中の諸問題を万人が、いや半分でも納得する即効性のある合理的な施策を造り上げるのは不可能だと思う。だからそれに近い策で少しづつ前に進むことが必要。永い目でそれを進めてもらったらいい。2~3年で結果が思わしくなかったら選挙で退陣の判定を下せばいいのだ。けしからん、無策だ、と批判するのは簡単だけどじゃあどうするのがいいのという問いかけには明快な回答が返ってこない、とにかくお前じゃだめだ、という主張は建設的でない。消費税率アップ、結構。困っているんだからみんなで負担を分かち合って苦境脱出に協力すればいいではないか。消費税を上げるという政策を進めたら選挙で勝てない、だからそれを今は言うな、という言い分はわが身の保身しか考えていない狭量な戯言だ。先日の新聞に森喜朗元総理が「自民党は消費税率アップに賛成であることを表明すればいい。民主党から政権をとり返したときに同じこと(消費税率アップ)をやることになるのだから・・」という記事が載っていた。自民党長老というのはあまり好きではないがこの発言は冷静、建設的だ。
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