世の中がどう動くのかを知るのは経営者の慧眼だけにかかるのかな。そうも言えないのではないか。名経営者といわれた人達が図抜けて優秀だったわけでもない様にも思う。度胸と負けん気は人一倍あったろうが。一口に言えば客観的な日本の置かれた環境が幸いしたのだろう。高度成長の波に乗って打つ手打つ手が悉く当たったということはあると思う。導入技術と自家薬籠中の技術の組合せがみなヒットした。それから最近、当時の為替レートが極端に円安だったと指摘するむきもある。安価な労働力、急拡大する国内市場で慣らし運転し、ついで海外へ大車輪で出て行った。みな上手く行った。高度経済成長の恩寵だ。
iPodをソニーが作れなかったのは、経営者が無能だったからだけではあるまい。後塵を拝したのには理由がある。客観状況を含め、そこを分析しないと同じ事を繰り返す。根本的には、物作りは秀でているが概念の革新は未だし、ではないか。
ルンバなるものは娘の家で見た。気持ち悪いね。ただ充電量が残量僅かになるとフラフラしながら充電器に辿り着くという。この部分は可愛い。
まあ、独り住まいでは無用の長物だね。
0 件のコメント:
コメントを投稿