2012年1月30日月曜日

映画『ここに生きる』観にいきます・・・褌子

熊さん
 中野ゼロホールは有名です。
 2月29日(水)は熊さん出演の映画『ここに生きる』を必ず観に行きます。
 歌劇『こうもり』にも出演ですか。合唱はきわめて健康にいいそうですよ。
 熊さんの映画『ここに生きる』の話をきいて、戦後、高崎に生まれた群馬交響楽団を描いた今井正監督の映画『ここに泉あり』(1955年)を思い出した。
 小林桂樹ひきいる群響が、炭焼きなどで生活をたてている貧しい群馬の山奥の村々を訪問して小学校の校舎を借りては演奏の旅をつづけていく話。
 村の子供たちが別れを惜しんで遠くの峠まで追いかけてきて団員に「さようならー!」と手を振っている。岸恵子がこの演奏旅行で恋人になった岡田英次に「あの子たちは、もう一生オーケストラをきくことがないかもしれない子供たちなのよ」といいながら手をふって別れをおしむ。両方のサヨウナラ~の声が山々にこだまする終幕場面がいまも忘れられない。

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