コダックの破産を思うにつけ、この世のはかなき栄枯盛衰を思う。コダックは100年ほどかと!!!。選択と集中はともあれ、道ずれになる多くの技術者や間接部門等々の人々やその家族の「こんなはずでは・・・」という思いにふける。
今年のNHKの大河ドラマ、「清盛」を久しぶりに見ている。吉川英治の「平家物語」をその昔、読んだことがあり、そのせいかも知れん。この平家一族も、琵琶法師の語る「栄枯盛衰」の正に典型的な日本版であろう。私の近くにも平家の隠れ落人という割烹屋がある。
でも、翻って考えると、奈良朝時代の朝鮮での泊村江の戦いに敗れた時代の天智、天武の頃の緊張感を忘れてしまい、平安時代に蔓延したなおびやかな、おごり高ぶった貴族社会に一撃を加えたのが清盛とも言える。その意味では貴族社会から武家社会への大きな革新への道を拓いた人物であろう。帝やその臣下を島流しにしたりし、その後の源氏の天下で悪者扱いされたが貴族社会からの脱皮を行なった大きな変革者であろう。
いずれにしても栄華は長くは続かないもので、かってのローマーも、モンゴルも、そして今日のアメリカもと思う。いわんや私の昔勤めていた利口なる会社も・・・・・。
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