2012年1月27日金曜日

異才を産む風土 家系?   褌子

  いま巷間で評判のジョブズの伝記を誰か読んで、上野の新年会に参加してほしい。
  やはり(株)利口の國兼博士が適任ではないか。
  ジョブズが自分がつくったAppleを首になったことがありました。あのときにソニーはぱっと声をかけるべきだったんだが、ソニー生命とかソニー銀行とかにくだらんことに走ってしまった。
  ジョブズの父はシリア人、母がアメリカ人。ダルビッシュのお父さんはイラン人で母が日本人。僕の両親は両方とも佐渡のお百姓さんで家庭円満で子だくさんです。
  ところで現代産業文明論にもどるが、
  ドイツは新製品の開発にたっぷり時間をかけてあらゆる角度から社内で事前調査をやってからいったんやろうと最終決断を下すと、いご全然逡巡することなく市場化するまで突っ走るのだそうです。
  たいして日本はとにかくまず始めてみる。そして手直ししながら少しずつ改善しつつ前進して市場化までこぎ着けることもあれば、途中で投げ出すこともある。と、朝のNHKラジオでどっかの大学の先生が話していたが、長年企業にいたひとがこういう風に部外者に言われると違和感がありますか。しかしドイツ式も日本式もジョブズのような異才には居心地が悪そうだ。
  このはなしは、日独が第二次大戦に突入したときも戦後の反省の仕方にも通じるので面白くきいた。

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