2012年1月5日木曜日

おや熊さん おめでとうござんす・・・・逸徳

「孫はかわいい 来てくれるとうれしい 帰ってくれるともっとうれしい」という名言がある。 おいらのうちも、娘が30日まで働いているので、5歳と3歳の女の孫を28日から5日まであずかった。娘が来たのは30日だから、最初の2日間はこどもだけで、特に28日は女房も仕事なので、おいらが完全に1日めんどうを見た。お師匠ではないが、くたくたになった。 生物学的リズムが合わないのだ。まあ当たり前かもしれんが。しかし、ひとつだけ考えさせられたことがある。3歳の子だが、言語世界がひろがりはじめて、身の回りの現象に対する反応がすごく素直で、エネルギーいっぱいに感動を全身で表現する。図書館の絵本コーナーにつれていったのだが、すきな絵本をみつけると全身で喜びをあらわし、自分でペーシをめくるたびに言葉にならない歓声をあげて、絵に反応する。いや確かに、豊かな外界からの情報に、まったくなんの計算もなく素直に喜怒哀楽をあらわすのは、人間の最初の段階ではそうなのだと思う。それが今の自分にはできない、何層もの時間が作りだしたへどろのような層のずっとしたに幼児のような感性は沈殿してしまったのだろう。なくなってしまったとはいいたくないが。そこで一句。
  老いるとは 恥ずかしきこと 古希迎え・・・・・ いや、本当に恥多き人生であった。・・・・・・ なんちゃって。

で23日からの長崎の旅、北大童話研究会の長崎在住の旧友との再会が第一の目的なのだが、実はかくれキリシタンに興味があり、聞いてみると五島列島がいいという。しかし、長崎から船で渡ると、この季節だ。島流しにあう可能性もあり、迷っている。どうしようかと朝飯のとき女房にいったら、いいじゃないの、別にこっちにすぐ用があるわけじゃないしと言われた。つまり、いてもいなくても関係ないということかと、思わず女房の顔を見たが、怖くてそこまではいわれなかった。どうしようかなあ。


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