2012年10月9日火曜日
ノーベル賞受賞に思うこと…国兼
山中教授がノーベル賞をもらったことで日本の新聞やテレビで大きく取り上げられている。サイエンスの世界でのこの活躍は我々にとっても大いなる誇りでもある。でも、お隣の国は、またも日本にしてやられたと歯ぎしりしていることだろう。
思い出すのは、韓国のソウル大学の教授が新しいドリーを作ったという10年ほど前のニュースを思い出す。韓国初のノーベル賞候補ということで韓国政府も大々的に資金を導入し、国民の熱い期待を担っていた。しかし、世界での追試試験で再現せず、やがて内部告発でデータが捏造されていたことが判明し、韓国のサイエンスに対する世界の評価が失墜してしまった。竹島に大統領が上陸した何ていうことをしても世界は何も感動しない。失墜し、面目丸つぶれの韓国のサイエンスの世界を立て直すことこそ重要であろう。
また、数年前の中国初のノーベル平和賞での出来事を思い出す。この平和賞は中国に対する内政干渉だ…云々とか言って、軟禁状態の本人の授賞式出席を拒否する。更に、この平和賞を決定したノルウエーに変更を迫り、言うこと聞かないと貿易上の嫌がらせをする。およそ大国らしさというよりも、小国的な国権の発動で、これも世界の失笑を買ったことだろう。尖閣云々、南シナ海云々とダンビラを抜く前に世界が認めるスタンダードの世界で国威を発揮してほしいものだ。
無人島的島をアレコレ国家のメンツをかけて、頭をカッカして争う時代ではないのではと・・・。むしろ人類にとって有益な役に立つサイエンスの場での日本、韓国、中国が競い合うことこそ増え続けるこのホモサピエンスの未来がかかっているのではと、そのような時代が早く来てほしいものである。
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