庶民レベルでは皆いい人だとは中、韓、日に限らない当たり前の話ではないか。ロシア人も人の良さ丸出しが多い。イスラエル人だってアラブ人だって個人的にいい人が多いんだろう。しかし底知れぬ殺し合いを果てしなく続けるのが人間社会の複雑なところではないか。だからそういうレベルの話と外交とは残念ながら別だ。嘘も百回つけば本当になる。中国はアメリカの有名なコラムニストを丸め込んでいる。それが自然にアメリカ世論になり国連の常識になる。そういう作戦に出ているから、庶民レベルの交流に期待する時期ではない。ねばり強い外交対話は勿論だが、今の情況に会わせることも必要だ。 共産党の主張は前から読んでいるが、正論だと思う。それを国際世論に繰り返し言うべき時期なんだろう、今は。胡錦涛が待ってくれと言ったのを野田が聞かなかったというのは、野田の失敗と責める人がいるが、都から取り上げて国有化することでむしろ事態の沈静化を図ったのではないかと私は思うね。全くボタンを掛け違えてしまった。掛け違えさせたのは外務省の認識の浅さだ。勿論、事の原因は都知事の愚かなスタンドプレーにあることは言うまでもない。
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