そういえば韓国の国辱もののスキャンダルがあったなあ。あの教授は名前も忘れたけれど、若いころ北大の獣医学部に留学していたとか。いまどうしているのやら。
とにかく国をあげてノーベル賞が欲しい。中国もそれ以上だろう。
数学のフィールズ賞をめぐっての醜聞を思い出す。「ポアンカレ予想」をロシアのペリレマンがついに解いて世界を驚かせたときのこと。数年前の話だが、
ハーバード大学教授である中国籍のヤウは、中国政府に国立の数学研究所をつくらせ、中国数学会の学会誌を創刊して編集長になり、そこに自分の弟子がペリレマンの証明を丸写しした論文を(査読もすっ飛ばして)「ポアンカレ予想の最初の証明」と題して載せ、フィールズ賞を共同受賞させようと画策したという。ペリレマンが姿を消したのは、こんな不正のまかり通る数学界に嫌気がさしたという説もあるとか。インチキしても中国は数学でも世界のトップであると言いたいらしい。この恥知らずな根性は何処から出て来るのか。研究のオリジナリティとは真逆な精神構造だ。
しかし、山中教授にしても、鈴木、根岸両氏にしても、アメリカ留学中に研究の萌芽を見出している。根っからの日本の土壌からの成果ではない。若手に下働きをさせる今の研究環境は大いに反省すべきだろう。韓国、中国にしても大量の留学生をアメリカに送り込んでいる。超優秀な研究者も多いらしい。いずれ受賞者が出てくるのだろう。
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