今回の旅行はずっしりと残るものが多く、まだ体の芯から疲れがとれない。まずは、プランニングをした小林さんに感謝しなければ。綿密な計画無しには今回の旅行の実りはなかったのだから。遠野交通の菊池さんのプロフェッショナルなスキルにも恵まれた。
繰り返し思い出すこともあるだろう。それぞれ開陳すればいいと思う。私は取りあえず、心に留まったことを数句。
・曲屋の三和土波立つ秋日かな
・五百羅漢の巌に還る秋時雨
・上り月遠野の暗き道広し
・神のゐる気配のなくて秋の海
・サルビアのますます赤き駅舎跡
・草の実やピアニッシモの重機音
・むつつりと仮設を抱き秋山河
・腰板まで津波てふ店今年酒
・沈黙の車内にひとつ秋の蝿
・サルビアや鴎は海をふり向かず
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