2012年10月8日月曜日

成熟社会?・・・褌子

   うちの近くの河童池にカワセミがいるというので朝早く、でかけた。
   なんとおじさん達が六人も三脚に大きな望遠レンズの高級カメラを並べて、池の中に立っている数本の杭にカワセミが留まる瞬間を待っている。こっちも20分くらい待ったがカワセミがたまに飛び交うだけで杭には留まらない。あきらめて一時間くらい周辺を散歩し、おにぎりを食べながら、ふと池をみると朝日がきらきらと反射している。その前面をカモが横切っていく波にも朝日があたって美しい。逆光であるが思わずシャッターをきった。↑の写真。女房が、ここではい一句と言うがそれがでてこない…
   ふたたび池を一周しながら栗を一升ちかくも拾った。またカワセミの撮影ポイントにいくとカメラおじさん達がまだレンズ自慢などしながらカワセミが杭にとまる瞬間を根気よく待っている。ひまなんだなあ。池のあっちこっちには鯉を釣るおじさんたちが何人も無心に釣り糸を垂れている。だいたい自分くらいの年頃か。とにかくみんな幸せそうでヒマだけもてあましてるんだね。震災も原発事故も遠い昔のことのよう。不思議に女性はだれもいなかった。
   

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