秋のほろほろ会旅行、昨日の夜帰ってきたばかりです。五人組で遠野物語の古里を訪ね、翌日は紅葉の山越えをして宮古にでました。田老地区、陸前山田、大槌、浄土ヶ浜、釜石、大船渡とまわり、とりわけ避難してきた市民でいっぱいだった市民体育館や市役所が津波に呑み込まれた陸前高田の惨状に息をのむ思いでした。翌日は猊鼻渓を舟で見物、逸徳さんが紙漉をやったあと宮沢賢治の東北採石工場を訪ねました。賢治は37才、同じ岩手の石川啄木は27才で亡くなっているんですね。
小生は一関で諸君と再会を約して別れ、一本早い新幹線で東京に着き、神保町の岩波ホールでポーランドのアンジェイワイダ監督の『菖蒲』をみました。死をテーマにした映画で老女優のモノローグが粛然とつづきました。
今朝、小蔵ひでをさんから電話がきて河野さんの訃報に本当に驚きました。
クラ館まえで撮影した目がぱっちりした河野君の写真を掲載します(河野君のまわりの三人の美少年はだれかわかりますね)片野尾温泉だったか宿泊の翌朝、六甲山まで車で案内してくれたことを思い出します。五本さんの墓参りでは灘の復刻酒を持参。島根に行ったときも出雲鬼太郎空港まで車で送ってくれたことを思い出しています。ご冥福をつつしんでお祈りいたします。合掌
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