2012年3月4日日曜日

歴史のダイナミズム・・・猫跨ぎ

  で、アテルイがどうしたのか。本題がどこかへ行ってしまった。要するに大和朝廷史観のことか。随分最近は歴史教育も重層的、多面的になってきたのではないかね。古代史の研究成果もどんどん取り入れているように思う。単一民族論なんて何時の話だい。出雲から北陸、新潟にかけての日本海文化圏なんかも随分調べられてきた。それは糸魚川から諏訪へと至る。そして出雲へは北九州、大陸、南方海域からの強い影響が見られる。ヤマトはそれぞれを個別に服属させて個別に神話の中に封じ込めてきた。そんなことも皆常識になってきた。歴史のダイナミズムだな。この潮流はどうしようもない、と考えるね。

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